windows subsystem for linux を少し見やすくする

フォントを変える

VLゴシックが等幅で見やすい.ありがたく使わせていただく. vlgothic.dicey.org

ターミナルの色を変える

ググると先人たちの知恵がたくさん出てくるが,

タイトルバー右クリック->プロパティ->画面の色

で1色ずつ変更する.やるとやはり見やすい.

しかし手動で1色ずつ設定していく必要があり面倒であんまりやってない.

(一度ならいいのだが,初期化や新しいPCを使う度に設定するのは・・・)

背景色だけでも変えておくとだいぶ見やすい.

Error (12007): Top-level design entity "xxxxxxxxx" is undefined

Quartusのプロジェクト名と最上位のモジュール名が一致していないと自動で見つけてくれない. f:id:otto5:20190403093320p:plain Assignment->Settings->Generalでモジュール名を指定すればよい.

プロジェクト名はhoge,モジュール名はhoge_topとすることが多いのでよく引っかかる・・・.

FPGAの要素と構成を読んだ

FPGAの原理と構成

FPGAの原理と構成

FPGAの要素と構成を読んだ.

Google ブックスでサンプルが見られる. FPGAの原理と構成 - 天野 英晴 - Google ブックス

ほとんどの章で各章のテーマを説きながらも,FPGAが今の立ち位置に至るまでの歴史や変革がメーカー名や製品名のレベルで具体的に書かれている.メーカーや製品名にあまり興味がないが,時代が進むにつれ知っている製品やツールが出てくるとちょっと親近感がわいた.今あるFPGAが初めから今のあり方でなかったことがよくわかる.こんな本はちょっと珍しいんじゃないだろうか.

読んで一番楽しかったのは7章だ.知っている人は知っているのだろうが,様々な応用例や応用の可能性が示されている. 非同期回路やデータ駆動に関しても触れられている.

全ての章で大量の参考文献へのリファレンスがついているので,さらに深く知りたければそこから辿ることができる. 何を見ればいいかわからないときに開く本として使えそうだ.

Ubuntuサーバ立ち上げてSSHでつなぐまでのメモ

いつも調べ回るのでまとめておく。

Ubuntu-16.04.2-LTS-64bit

VPS等でデフォルトが嫌なら変える

ルートパスワード変更

$ passwd root

ホスト名変更

VPS等でデフォルトが嫌なら変える。

$ sudo vim /etc/hostname

ユーザ関係

ユーザを追加

$ adduser user_name

sudoグループに追加

$ gpasswd -a user_name sudo

ssh関係

念の為バックアップをとってから開く

$ cd /etc/ssh
$ cp sshd_config sshd_config_backup
$ vim  sshd_config

ポートを22番から変更

諸説あるけどやっといて損はないはず。

Port22

Port12345

等適当に変更

ルートログインを禁止

#PermitRootLogin yes

PermitRootLogin no

に変更

構文チェック

ファイルを閉じて構文チェック。

$ sshd -t

設定反映

$ service sshd restart

公開鍵を登録

さっき作ったユーザでssh等コピペができる環境でログインする。

$ mkdir .ssh/
$ cd .ssh
$ vim authorized_keys

ここに自分の公開鍵を貼り付ける。

sshのパスワード認証とかを禁止

コピペができるコンソールが使えるなら先に変えてしまって良い。 使えない場合以下を先にやると公開鍵を手打ちすることになる。

$ sudo vim /etc/ssh/sshd_config

以下の設定があれば書き換える。なければ追加する。

PasswordAuthentication no
RSAAuthentication yes
RhostsAuthentication no

構文チェック

ファイルを閉じて構文チェック。rootで無いならsudoを付け忘れない。

$ sudo sshd -t

設定反映

$ sudo service sshd restart

これで手元から公開鍵認証でSSH接続できる。 おわり。

TAAI2017に参加してきたので発表までの流れを振り返ってみる

はじめに

12/1~12/3にTAAI2017に参加して卒研で取り組んでいる内容を発表してきました。TAAIは毎年台灣で開催されている国際会議です。国際どころか国内の学会にさえ参加したことがない私でしたが、指導教員や同輩に恵まれどうにか行ってくることができました。

せっかく卒研やるからには飛行機乗って観光して美味しいもの食べたい学会で発表したい、けど何をすれば良いのか全くわからん!という方(自分がそうだった)、この記事を読んでちょっとイメージを掴んで貰えれば幸いです。

 

準備

研究室選び

どちらが良いというわけではないのですが、学生の学会参加に積極的な先生とそうでない先生が居ます。

研究テーマは決まってないけどせっかくなら学会発表してみたいなーという希望があるならば、研究室選びの段階で考慮しておくと良いと思います。

 

研究を頑張る

4月に研究室に配属され卒業前に発表したいと思うと、時間は多いようで少ないのです。スケジュールは学会により様々ですが、今回のTAAIの場合は初稿の締め切りが9月、発表が12月でした。9月に原稿を提出するためには、更に前から準備する必要があります(もし英語で書くなら英文校正に出したい(1週間とかかかる))。

私の場合は4年次に高専プロコンに出したテーマの続きだったのに加え、別の論文誌投稿用に先生が書いた原稿があり、これをベースにでき、更に同じテーマに取り組んでいる仲間が居たのである程度タスクを分担できたという好条件が重なっていました。同輩に感謝。謝謝。

このケースは異例で、周りを見ていると先輩の研究を引き継いで発表に行っている人が多いです。

 

指導教員に学会行きたいアピールをしてみる

毎年学生を学会に参加させてる先生は、今年もそうしたいと思ってるはず。海外に行きたいならついでに英語できますアピールもしてみる。

投稿してみようか、という話になれば一段落です。

 

実際の作業

論文を書く

まずは論文を期日までに仕上げ、採択されなければなりません。ページ数や書き方のフォーマットは学会のHPで公開されているので、それに沿って書きました。内容に関しては指導教員に見てもらうのが一番の近道だと思います。

提出締め切りからしばらくして、採否が公開されます。論文誌に投稿する場合は”照会後判定”となった後に、査読で指摘された点をしっかりと修正できれば、採択されるケースが多いようです。

 

発表資料を作る

採択されれば現地に行けます。現地に行くと発表をする必要があります。

学会の発表資料はLT会や高専プロコンのプレゼン資料とはかなり違い、字が小さくて多いと言われました。どうにもそんなスライド見慣れていないので、自分で作ってみても見難い気がしていましたが、実際に行って他の方の発表を聞いてみると、皆さん1枚を見せる時間が割りと長めで、その分1枚に情報量を詰め込み、口頭では強調したい部分だけ伝えてる人が多いという印象を受けました。

発表資料には学会から指定のフォーマットは無く、指導教員からもらった別テーマの資料をベースにして作りました。

資料が完成しないと発表練習ができません。したがってこれまた早く資料を完成させる必要があります。

 

今回私が参加したセッションはポスター発表(ポスターの前に立ち、自由に見に来る人に説明をしたり質問に答えたりする)もあり、内容をまとめたポスターも作りました。

 

発表練習をする

英語なんてできない。海外なんて昔1度観光で行ったきりだし、英会話を習っていたわけでもないし。

ここまで来たらもう開き直りです。発表資料が一段落してから英語ができないことが一番気がかりでしたが、今更逃げられません。一朝一夕で英語ができるようになるわけはないので、腹をくくって発表原稿を覚えました。

英語発表に関する書籍はわりと出ていて、手にとって見ると有益そうなことが書いてあるのですが、とても数週間で実践できる内容では無いと感じ読むのを断念しました。そこまでやりたければ早めの準備を・・・。

 

あとは行くだけ

 

ぶつくさ発表練習をしながら飛行機に乗り現地に向かいました。

発表のことで頭がいっぱいでしたが、これくらいはと思って持っていった観光ガイドブックは微妙に役に立ちました。

感想

実際に行ってみると(台灣では特にかな)みんな英語ネイティブではないので、英語が不得手な人が発表しても温かい雰囲気で聞いてくれる雰囲気が感じられました。(とはいえ自分が一番できてなかった自信がありますが。。。)

口頭発表はどうにか覚えたことを喋りきりましたが、ポスター発表ではほとんど話せませんでした。やはり英語ができない。というか話しかけるハードルが高い。文法めちゃくちゃの単語の羅列とジェスチャーをしてきました。

 

おまけ

現地で使えるプリペイドsimがamazon等で買えます。5日間容量無制限で890円。電波強度速度ともに超快適でした。クレジットカード等を使った認証は必要なく、機内でsimを差し替えて機内モードを解除したらつながりました。入国審査でホテルの住所を書かねばならず早速役立ちました。(それくらい印刷しておけという話はある)

台灣はバスと地下鉄が異常に安いです。地下鉄8駅(10kmくらい)で20元(約80円)とか。タクシーは初乗り70元(約280円)でした。

コンビニ(セブンとファミマはそこらじゅうにある)で売ってる肉まん25元(100円)は日本の1.5倍くらいの大きさで日本のより生地が美味しいです。

料理は基本的に美味しかったです。日本では食べれない物を選んで食べていたので慣れない物も多くありましたが。ちなみに松屋大戸屋くら寿司とかあるので日本人が長く居てもホームシックにはならないとか。

 

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北京で食べるより美味しいらしい北京ダッグ。この後調理されて3品に分かれて出てきました。

 夜市やホテルでは英語より日本語の方が通じることもありました。

 

この記事はSPC同好会 Advent Calendar 2017の4日目の記事です。